夏越の大祓
7月がやってきました。今年も折り返し地点ですね。
アトリエアイシスは徒歩3分で氏神様という好立地。なので大祓いは茅の輪(ちのわ)くぐりだけでなく、祭儀にも参加するようにしています。年に2回の静かに時を振り返る時間。
多くの方が参加できるよう簡略化されているところもあるようですが、こちらはトラディショナルなスタイルで50分ほどかけて儀式が進みます。宮司さんが祝詞を読み上げさまざま手順をおこなう姿は何度見ても美しい。まるでお能をみているようです。古来から続く祈りに参加し清々しい気持ちになりました。途中、蚊が飛んできて思わず手で払おうとして祓ったそばから殺生をしてしまいそうになりましたが!
この日は禊についてお話しがありました。仏教では禊は仏に近づくために苦行を積むこと表わしますが、神道では「水ですすいで清める」という意味。具合の悪いときは足先に水をつけるだけでも清めたことになるそうです。仏教の滝行などにくらべるとなんとも穏やか。水や木々に触れるだけでも清められたとする神道。自然への畏怖が感じられます。
夏至は過ぎましたがこれからが夏本番。
あと半年も大切に過ごしたいものですね。
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