悪魔的スパイス☆
整腸作用があるインドのヒングというスパイス、ご存知ですか?セリ科の植物の樹脂から抽出したもので生だと「悪魔の糞」と呼ばれるくらい臭いらしいのです。なんという不名誉な呼び名でしょう!そういえば「ヘクソカズラ」というこれまたひどい名前の植物もありますね。
匂いは好き嫌いを判断する脳の部位(扁桃体)へ伝わるものだから、人間の臭いものへの嫌悪ってすさまじい!でも意外に美味しかったり、薬効があったりするんですけどね。匂いフェチとしては生のヒングぜひ嗅いでみたいです。
かくゆうワタクシもモリトハナをおいてくださっている、高輪のセレクトショップ「イル・ヴィアッジョ」さんではじめてヒングを知りました。「これ、美味しいんですよ~」とオーナーさんにすすめていただいたのが「鎌倉スパイス」。塩、山椒、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、ヒングがブレンドされてます。少量で旨味になるのがヒングの特長だそうです。
「湿邪」を発散させる山椒も効いているので夏に欲しくなる酸味。左)グリーンサラダにオリーブオイル+レモン果汁+鎌倉スパイス、玄米リジュベラックで発酵させたカシューナッツディップをのせて 右)焼ソラマメにつけて(とまらなくなりました)
某雑誌の猫特集のために仕入れたものだそうです。イルヴィアッジョさんのfacebookには国内外からセレクトした品々いち早くが流れてきますよ。ぜひ黒猫ちゃんを探してみてくださいね。